ホーム全ての目次


ハムスターのストレス診断   

≪研究報告≫

『地下型の巣箱』方式で飼育していないハムスターが対象です。


 噛むハムスターや、金網を噛んだり、雲梯をするなどのストレス行動を繰り返ハムスターの、ストレス度を、簡単に診断することができます。

 もし、今の飼育環境から強いストレスを受けているとしたら、
それは、ハムスターの健康と寿命に大きく関わります。
診断結果を環境改善の参考にしていただくことができます。




この項でお役にたつ、参考にしていただけるサイトは、

ハムスターのストレスと、

『仮の家』の作り方です。

   


ハムスター飼育セット

↑ ストレス診断に使用する『仮の家』です。

診断方法

 『仮の家』を手作りして、今の飼育ケージの中に入れた後、
48時間のハムスターの行動を観察することで、
今の飼育環境から、ストレスをどの程度受けているかを診断することができます。



診断方法

@『仮の家』を今使用中の飼育ケースの床に、置いてください。
動かないように固定して置いてください。
ぐらぐら動くと正確な診断が出来ない場合があります。

A約24〜48時間、『仮の家』に対するハムスターの行動を観察します。







ハムスターの行動@



【観察】

⇒●『仮の家』を遊び道具・遊び場として使用している。

⇒●夜寝る場所は今までと変わらない。


この観察結果の【診断】

⇒ハムスターにストレスはありません。
⇒今の巣箱環境に満足している。と診断できます。良好です。

この場合は、今の巣箱にに満足していて良い飼育環境にあると判断できます。
安心です。


ハムスターの行動A



【観察】

⇒●『仮の家』の中に入って出てこなくなった。

⇒●夜には『仮の家』で寝る様になった。

⇒●『仮の家』の中に巣材・食べ物を持ち込むようになった。


この観察結果の【診断】

⇒ハムスターのストレスは強いです。
⇒これらの行動が一つでも観察できたら、今まで家を与えられていなかった。 又は、与えられていた家を家と認識していなかった。
⇒したがって、安眠・熟睡することができなかった、 と診断できます。
安眠・熟睡する場所が無く、その場所を渇望していた。
と診断できます。
ストレスが蓄積している可能性があり、蓄積の程度によっては、 病気への抵抗力が落ちるなど、とても危険ですので、飼育環境の改善が必要です。




改善には飼い方を参考にしてください。

なお、ハムスターがこの『仮の家』をずっと使いたがった場合には、3日間あるいは4日間を限度にしてください。

限度の目安は、
『仮の家』の底に開けておいた穴から、オシッコが漏れ出して来たら、限度としてください。


 
トツプへ戻るホーム メニュー