顕著な違いは、
●飼育セットにあります。
そして、
●ハムスターとコミュニケーションを取る接し方にあります。
旧来の飼い方との違いはこの二つです。
これを、新しい飼い方のモデル図と下表にまとめて、下段に表の解説を設けました。
項目
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新しい飼い方 ↓ |
旧来からの飼い方↓
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@ハムスターの家が違います
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新しい、ハムスターの家『地下型の巣箱』を使用します (自作又は購入)
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市販の ハムスターの家 を購入
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A飼育ケースが違います
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ケースの底に巣穴を開けてあげます
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既存の商品をそのまま使う
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Bハムスターを迎えた時
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迎えた時には一切関わりません
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可愛がる
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C食べ物の与え方
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貯蔵行動を重視して、制限しません
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制限することが勧められている
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D初期のコミュニケーション
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迎えてほぼ1週間はコミュニケーションなしです
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噛まれる相談が多い
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Eハムスターのストレスの考え方
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ストレスを最重視します。ストレスのない飼い方が基本です
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ストレスへの着目がありませんでした
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健康度と生活
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逞しく活き活きと生活します
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「か弱く」「臆病」と 表現される場合があります
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コミュニケーション
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馴れて・仲良くなり、楽しく飼えます
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噛まれる例があります
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≪表の補足説明≫
飼育セットの中の、
@ハムスターの家が違います。
ハムスターは最低3室使います。寝室と、貯蔵室と、トイレ室です。ここでは、5室の『地下型の巣箱』を使用します。
A飼育ケースが違います。
●ケースの底に巣穴用の穴を開けて、『地下型の巣箱』との出入り口にします。
●運動のために、ケースの底の長辺は40センチ以上が望ましいです。
●ハムスターとコミュニケーションを取るために、ケースの天井は常時開放です。
Bハムスターを迎えた時の接し方が違います。
迎えたら、すぐに巣穴に入れます。 迎えた時に、触ったり可愛がらないことです。迎えた時、ハムスターには触らずかまわず見つめずです。これは、後で仲良くなる時のために、必須です。 詳しくはハムスターの気持ちをご覧ください。
C食べ物の与え方が違います。
心身ともに健康に育ったハムスターには野生の動物が必ず持っている本能=
【必要なものを必要なだけ食べる本能】が必ず備わります。 貯蔵の本能と併せて、食べ物は貯蔵できるように、制限しません。また、制限することによるストレスの弊害を防止できます。詳しくは食べ物の与え方をご覧ください。
D初期のコミュニケーション。
迎えてからほぼ1週間はコミュニケーションを取りません。 理由は、家作りに専念させてあげるためです。 しかもこの間は、飼い主が危険でないことを学習する期間のため、コミュニケーションを取る余裕がありません。
この間は、ステップ10までのおよそ一週間です。
Eハムスターのストレスの考え方
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