地下型の巣箱で失敗しないヒント

地下型の巣箱で失敗しないために

● 自分のことを「怖い人」とハムスターに学習させてしまうと、失敗します。

 自分のことを「怖い人」つまり「脅威」とハムスターに学習ささせてしまった方は『地下型の巣箱』を上手く使えません。
⇒ 怖い人の前には出てきてくれないからです。
⇒ 出てきてくれないから、トイレ室を掃除できません。
⇒ 掃除が出来なければ、飼い方のステップ7より先に進めませんから、
⇒ 『地下型の巣箱』を正しく使用することができません。

ではどうしたらよいか

● 怖い人と学習させなければ良いのです

優しさをアピールするのでなくて、
皆さんのことを「怖い人」と学習させなければ良いだけのことです。

難しそうですが、実はとても簡単なことです。

● 迎えた時に、接触しなければ良いだけです。

 迎えたら、挨拶や、かわいがるなどの一切のコミュニケーションを取らずに、すぐに『地下型の巣箱』を与えれば良いだけです。
皆さんのことを学習する時間を与えなければ、怖いと学習することもありません。
詳しくは、迎えたばかりの時のハムスターの気持ちをご覧ください。

「優しい人」としてのコミュニケーションはステップ10以降に行います。今ではありません。



『地下型の巣箱』は全部ハムスターがやりますので、失敗はありません

『地下型の巣箱』の中は、ハムスターの巣(家)作りの【本能と習性】で行動するように設計してあります。
【本能と習性】の行動ですから、どのハムスターも例外なく、失敗することはありません。

迎えてからステップ5までの数日間、家作りに専念させてあげます。
手出しは無用です。
 やってあげるのは、ステップ7以降のトイレの『砂っ固』交換だけです。



では、怖がらせてしまった場合はどうすれば良いでしょうか?

● 怖い人では無かったのだ!!ということを、正しく学習してもらえばよいです。

この正しい学習の期間は、 チョット怖がらせた程度なら、ほんの数日で分かってもらえますが、心に深く学習させてしまった場合には、数週間かかる場合もあります。
長期間をかけてハム君の誤解を解くことができた報告をお客様の声のA島○様からいただきました。



ハムスターにとって、怖い人と怖くない人

ハムスターは皆さんが自分を食べるかもしれない敵なのか?そうでないのか?を真っ先に判断します。
命にかかわるからです。

● 怖い人はキツネの振る舞いをする人

 足音を忍ばせて寄ってくる人。
 遠くからじっと見つめる人(食べるための視線)。
キツネは自分を狙う天敵です。

● 怖くない人はヒツジの様に振る舞う人

どたどた歩く(どこにいるか分かる)。
声を出す(鳴く)。
自分のことを見つめない(食べ物だと思っていない)。




この時期のハムスターの気持ちの見分け方

自分がヒツジになっているかを知る方法

迎えてから、およそ3日目から5日目のハムスターの行動で見分けることができます。ステップ6です。

 皆さんが居るのが分かっていても巣穴から出てくる。
または、巣穴から出ている時に皆さんを見つけても巣穴に逃げ込まなくなったら、少なくとも、皆さんのことをオオカミではないと学習したことになります。
次第に、すぐ近くにいても、逃げ込まなくなりますので、そうなれば、ヒツジと同じようになれたと判断できます。
ヒツジなら共存できますから、ステップ7の通過です。
この頃のハムスターは、自分の家を持ったことを自覚し安心します。そして、皆さんが脅威でないことを納得しますので、ストレスのない健康なハムスターになります。

迎えて3日~一週間です。ここまでくれば大丈夫です。ハムスターのペースで進めてください。





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