食べ物をペレットだけにすれば、ペレットを良く食べます。
しかし、ハムスターは自然の食べ物の方に強い興味を持ちます。
もともと、種子や草や昆虫などを食べている動物ですから、これらの物と一緒にペレットをあげても、自分の好みのものを優先して食べる傾向がとても強いので、ペレットがいつまでも残るということになります。
食べないからと言って心配は無用です。
『地下型の巣箱』方式は、ハムスターが本来持っている【必要なものを必要なだけ食べる】という【本能と習性】を発揮させてあげることです。
どういうことかと言いますと、自然界にはいろいろな食べ物が存在しているわけですが、どれを、どのくらい食べるかはハムスター自身が本能で知っています。
自然界と同じように、ストレスの無い健康なハムスターであれば、そこに、美味しい食べ物が沢山あるからと、満腹になるまで食べ続けて肥満になるということは、ありません。
必要だと感じれば、貯蔵します。
何を好むかを知るには、色々な穀物や食べ物を混ぜてあるミックスフードを与えてみると、ハムスターの好みが良くわかります。しかも、季節によって好みが変わるのも観察することができます。
ということで、
ペレットを食べなくても、他の物を食べているなら、心配しなくても大丈夫です。
ただし、ペレットにはハムスターに必要な色々な食べ物が混ざっていますので、バランスが良いです。食べる気になった時にはいつでも齧れるように、新鮮なペレットを少しだけ入れておくと良いでしょう。
※旧来の飼い方では、食べ過ぎて肥満が起きると警告しているサイトが沢山あります。
管理人はハムスターを肥満にした経験がありませんが、肥満になるとすれば飼育環境によるストレス、つまりストレス喰いによる肥満が考えられます。
『地下型の巣箱』方式はストレスを生じさせないための飼い方ですので、ここでご案内している方法・考え方は、『地下型の巣箱』方式で飼っているハムスターに限らせていただきます。
≪対象のハムスターと回答者≫
● ここは、『地下型の巣箱』方式で飼育しているハムスターを対象にしております。 ※『地下型の巣箱』に住んでいないハムスターには該当しない場合がありますので、ご注意いただきたくお願い申し上げます。
● このQ&Aは、『地下型の巣箱』入澤二郎が責任を持って回答しております。
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