では、早速ハム君にプレゼントしましょう。
左の図は、今までのゲージの中の図ですケージをきれいにして、作った『地下型の巣箱』を底に置いて上げます。 回し車や食べ物は『地下型の巣箱』の『透明な観察板』の 上に敷いた遮光板(新聞紙など)の上に置きます。
手作りの『地下型の巣箱』の使用イメージこのような感じになります。狭いケージの中であっても、地上の環境と、 地下の巣穴の二つの環境を作ってあげることができました。 ハムスターは、どちらに居たいかを自分で決めることができるのです。 地上だけの環境から受けていたストレスから、開放されます。 手作りの苦労は、ハム君の喜びを見れば、いっぺんに吹き飛んでしまうことでしょう。 遮光板(新聞紙)をそっとめくれば、巣の中を観察できます。ワンポイント●ハムスターは『地下型の巣箱』の中の一部屋をトイレ室に決めます。出口に近い部屋をトイレ室にさせるには、匂いのついたものをあらかじ め入れておくとそこに決めます。♪ ●巣作りには手出し無用です。いろいろな材料だけ、巣箱の外に置いて あげましょう。♪ 気に入った材料を自分で運び込んで個性豊かな寝室を作ります。 汚れたら取り除いてあげます。♪ 手作りメモ牛乳パックを用いた場合は、簡単に作れる反面、寸法が70oと限られ て、太ったジャンガリアン君などにはちょっと窮屈で、気の毒です。 厚紙などを用いれば、自由な寸法で作れますので、使用しているゲージ や水槽の底に置ける寸法で、オリジナルな手作り『地下型の巣箱』に挑 戦してください。その場合は、 ≪作り方その2 木で作る≫ の図面を参考にしてください。 手作りで困ること手作りの場合に、皆さんが一番困るのは、きっと、『透明な観察板』に 使用する合成樹脂板かガラス板を手に入りにくいことと、その加工でし ょう。A4サイズの大きさが入手できたらそのまま使用できます。透明板は材質によっては高額のものしか入手できない場合もあるうえ、 直径35oの穴を開けることができる環境にいらっしゃる方は稀だと思 います。そこで、ここでは、『透明な観察板』に穴を開けなくてもでき る、横に出入り口を設けたタイプを作りました。 ハムスターの好きな寸法以下に、皆さんが工夫して自作される場合に、参考にして頂ける項目と 寸法を記しておきます。 (寸法はドワーフ系に合わせてあります) ≪出入り口の穴の大きさ≫ 直径30〜35o ← 小さめが良い。狭ければ自分でかじり広げます 出入り口の穴の大きさは、 ハムスターにとって、とても重要なのです。 穴が大きすぎる巣は嫌いです。 これはきっと、自分より大きな敵が侵入することを恐れる本能が働くの ではないかと思います。紙なので試しに小さめに作っておいても、自分 の好みの大きさにかじり広げます。かじり広げた大きさで、ハム君の好 みの大きさがわかります。意外と小さいことが分かります。手作りの強 みです。皆様のハムスターの身体に合った、オーダーメードの出入り口 を作ってあげてください。 ここでチョット寄り道 『入り口の穴の大きさ』について触れましたが、自分の大きさにぴった りの長い通路があったらもっと安心します。そこで、手作りついでに、 35o程度の管を入り口に取り付けてあげてください。敵がのぞき見る かもしれない入り口から通路が長いほど、手作りの『地下型の巣箱』の 中の安心感が増します。 ≪通路幅:35〜40o(広すぎないこと)≫ ≪部屋数≫ 前述の通り、広すぎない 通路でつながる大小の部屋を、5室以上作ってあげると良いでしょう。 寝室・トイレ・食料貯蔵室の3室を初めに使います。食糧貯蔵庫は複数 作る場合もあり、食料は際限なく溜め込みます。腐りやすいものはすぐ 取り除いてあげましょう。使用していない部屋に後で引越しをすること があります。小部屋の広さは70×70o〜100×100oで高さは 50〜60o。育児室を作ってあげる場合の広さの目安は、小さい部屋 の約2倍の広さです。8匹の子供の場合、育った8匹と母親と運び込ん だ巣の材料でちょうどいっぱいになる大きさです。最も、狭くても居心 地が良ければ、積み重なって寝ていますが。 『透明な観察板』 透明な塩化ビニールで厚さ2.0o以上がおすすめです。ホームセンター などで300円〜1,000円程度で入手できます。ただし、価格は材 質・大きさ・厚さによって様々です『巣穴型の巣箱』が紙製の場合は、 『透明な観察板』は上にのせるだけなので、作る『巣穴型の巣箱』の寸 法より少し(10〜20o)大きめの方が良いでしょう。 ![]() ≪専用カッター≫ 必要な寸法の塩化ビニール板が手に入らなければ、カットしなければな りませんが、塩化ビニールなどの合成樹脂は普通のカッターでは切るこ とができません。OLFAのPカッター(写真)がおすすめです。 ちなみに、ホームセンターのドイトさんでは515円で売っています。 『透明な観察板』の上に被せる遮光板 手作り『地下型の巣箱』の魅力は、巣の中を観察できることです。この 遮光板を持ち上げて『透明な観察板』越しに中を観察します。遮光板は 『巣穴型の巣箱』の上板に相当しますので、巣の外に出たハムスターに とっては地面になります。『地下型の巣箱』をゲージに入れる場合は、 ゲージの床にあった回し車などが、遮光板の上に載ります。汚れたらす ぐ取り替えられる新聞紙が遮光板にお勧めです。 ≪厚紙手作り時のご注意≫ ●カッターなどによる怪我にはくれぐれもご注意ください。 ●接着材はハムスターに害の少ないものをなるべく少量使用するように したいところですが、気になる方は、かじりそうなところは縫い合わせ るなどの組み立て方法も良いかと思います。 ●『地下型の巣箱』は、あちこち齧られて変形します。すわりが悪いと 中で『地下型の巣箱』が動きますので、ハムスターは嫌がります。 |
