木の巣箱 作り方 

『地下型の巣箱』の作り方その1 木で作る

ここでは、木の『地下型の巣箱』の作り方を紹介いたします。
乾燥地帯の地下の巣穴を飼育ケースの中に再現してあげるのには、 木はとてもよい素材です。


これから作る『地下型の巣箱』を説明いたします

『地下型の巣箱』完成図

完成図

この『地下型の巣箱』を作ります。腕に自信のある方におすすめします。
ただし、ハムスターは、見た目は全く気にしません。
部屋が沢山ある『地下型の巣箱』をもらっただけで大満足してくれるはずです。


『地下型の巣箱』観察状態

『透明な観察板』で観察する状態


ハムスターを怖がらせること無く巣の中を観察できる『透明な観察板』が、この上に載ります。
写真は『透明な観察板』が載っています。
さらに、遮光板となる厚紙や布などが載って、巣の中を暗くします。
この『地下型の巣箱』の大きな特長の一つが、『透明な観察板』による観察です。
普段は上に載っている遮光板(新聞紙や板など)を取り除けば、 ハムスターを怖がらせることなく、巣の中を、このように観察することができます。


『地下型の巣箱』間取り

間取りの説明


通路の両脇に2室ずつ4室作ります。大きさは、それぞれに微妙に変えてみます。
したがって、通路が中心から少し外れます。通路の奥に大きな部屋を作ります。
母ハムスターはこの部屋を育児室にします。普通は、巣の材料を運び込んで自分の好みの広さにした寝室を作ります。
小さな部屋を寝室に選ぶハムスターもいます。
巣の材料が少ないと、 部屋の広さを自分で調節できません。巣材は『地下型の巣箱』の外に沢山置いてあげます。

【A32図面】

図面です

左の【A32図面】をクリックするとPDF図面が出ます。

使用する主な工具:L型ものさし(L型がなければ三角定規)・のこぎり・かなづち ・キリ・使える方はカンナ・糸鋸(イトノコギリ)、など
【35oの穴開け加工】 キリで小孔を開けて糸鋸で切り抜く方法が安上がりです。糸鋸は500円程度で入手できるでしょう。
ただし慣れない方は刃を折ってしまいますから、予備の刃はお忘れなく。
なお、ホームセンターによっては穴を開けてくれるところも有ります。


ドリルをお持ちの方は、糸鋸よりホールソーが便利です。
ホールソーなら『透明な観察板』と衣装ケースの穴開けの時にも使えます。
刃は、φ32oプラスマイナス3mmの範囲のものを求めてください。


『透明な観察板』
透明な塩化ビニールで厚さ2.0o以上がおすすめです。ホームセンター などで300円〜1,000円程度で入手できます。ただし、価格は材 質・大きさ・厚さによって様々です。


専用カッター
【透明版の切断】 必要な寸法が手に入らなければ、カットしなければなりませんが、 プラスチック板は普通のカッターでは切断できません。専用のカッターが必要です。 OLFAのPカッター(写真)がおすすめです。 600円位で売っています。




飼育セット

出来上がって、飼育セットにした図です


『透明な観察板』の穴に合わせて、衣装ケースの底に穴を開けます。この穴が巣穴の入り口を演出します。
図面をクリックすると大きくなります。


手作りメモ



この飼育セットは、ハムスターの飼育環境として、とても効果的に機能します。
ハムスターはすぐに反応し、効果は絶大です。
使用方法は 【『地下型の巣箱』の取り扱い説明書
などを参考にしてください。



手作りで困ること

手作りの場合に、皆さんが一番困るのは、きっと、『透明な観察板』 に使用するプラスチック板などを手に入れることと、その加工でしょ う。透明板は材質によっては高額のものしか入手できない場合もある うえ直径35oの穴を開けることに苦労される方がらっしゃると思います。 あらかじめ、プラスチック加工の見込みをつけてから、着手する方が良いかもしれません。
【木材の選定】
木材の材質は、アガチスと桐を推奨しています。しかし、アレルギーの 心配が無ければ、杉材や米松やラワンなどでも良いと思います。ハム スターによって木の好き嫌いがあることは実験で分かっていますが、個性があります。
アガチス・桐を選んでいるのは、ハムスターが嫌がらないという第一の理由と、昔から家具に使われている人に優しい材質なので、 ハムスターにも安全であろうということと、いろいろ使ってみた結果 の経験的に選んだものです。
桐(きり)は、癖がなく、断熱性に優れ、耐湿性も高いので、高級木材では有りますが『巣穴型の巣 箱』に適した木材です。
アガチスは、家具などに使用されている高級木材で、価格が少し高いですが、
松やヒノキなどに比べて樹脂の臭いが少ないためか、ハムスターが好む傾向にある木材です。
ラワンや松など釘打ち加工で裂けやすい材料を使用する場合は、厚め の板を使用すると良いでしょう。その場合は、図面の寸法を微調整し てください。

ハムスターの好きな寸法


以下に、皆さんが工夫して自作される場合に、参考にして頂ける項目と 寸法を記しておきます。  (寸法はドワーフ系に合わせてあります) なお、この項目は、紙を使った手作りのコーナーと一部重複しています。

≪出入り口の穴の大きさ≫
直径28〜35o ← 小さめが良い。

出入り口の穴の大きさは、 ハムスターにとって、とても重要です。
穴が大きすぎる巣は嫌いです。
これはきっと、自分より大きな敵が侵入することを恐れる本能が働くの ではないかと思います。

ここでチョット寄り道 『入り口の穴の大きさ』について触れましたが、自分の大きさにぴった りの長い通路があったらもっと安心します。そこで、手作りついでに、 35o程度の管を入り口に取り付けてあげると、喜びます。敵がのぞき見る かもしれない入り口から通路が長いほど、手作りの『地下型の巣箱』の 中の安心感が増します。

≪通路幅:35〜40o(広すぎないこと)≫

≪部屋数≫
通路でつながる大小の部屋を、5室以上作ってあげると良いでしょう。 寝室・トイレ・食料貯蔵室の3室を初めに使います。食糧貯蔵庫は複数 作る場合もあり、食料は際限なく溜め込みます。腐りやすいものはすぐ 取り除いてあげましょう。使用していない部屋に後で引越しをすること があります。小部屋の広さは70×70o〜100×100oで高さは 50〜55o。育児室を作ってあげる場合の広さの目安は、小さい部屋 の約2倍の広さです。8匹の子供の場合、育った8匹と母親と運び込ん だ巣の材料でちょうどいっぱいになる大きさです。最も、狭くても居心 地が良ければ、積み重なって寝ていますが、、、、、、、、、、、、。

『透明な観察板』の上に被せる遮光板
遮光版は『透明な観察板』の上にかぶせて、巣の中を暗くする役割のもので、 『透明な観察板』と同じところに穴を開けて使用します。
材料は厚紙でも布でも、覗く時にめくりやすい物であれば何でも良いです。
手作り『地下型の巣箱』の魅力は、巣の中をいつでも観察できることです。
この遮光板を持ち上げて『透明な観察板』越しに中を観察します。
≪手作り時のご注意≫
●工具による怪我にはくれぐれもご注意ください。
●接着材はハムスターに害の少ないものをなるべく少量使用するように したいところですが、気になる方は、釘を多用してください。

●このホームページは、ハムスターの飼育環境を良くするための手作りを推奨することを目的にスタートしたものです。
よって、手作り派の皆様を全面的に支援・応援するのが私の役目と思っています。
図面も提供いたします。加工の仕方・道具など、分からないことは遠慮なくお問い合わせください。
お答えした資料は他の皆さんのお役に立つ場合もありますので、ご質問は歓迎です。
また、成功例などもお寄せいただくとうれしいです。
この夏には、冷暖房装置が完成します。腕に覚えのある方には挑戦していただけたらうれしいです。
沢山の手作り派にお礼申し上げます。

【個人使用に限ってご使用ください】
この手作りのご案内は、個人が使用するために自作をおすすめすることを目的にしたものです。 販売を目的に製造したり、あるいは製造されたものを販売することはお控えください。

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