≪ホットカーペットで体験できます≫
■ ホットカーペットは表面を触ってもそれほどポカポカした暖かさは感じません。
■ しかし、そこに寝そべると、すぐにポカポカと暖かくなります。
寝そべったところから直接身体に熱が伝わるからです。
本器も同じで、チンチラなどが寝そべると寝そべったところが温かく感じられます。
ペットたちは寝そべるとあたたかくなることをすぐに学習します。
ペット自身が、もっと暖かい方が良いと思えば、自分でタオルをどけますので、その行動から気持ちが分かります。
本器の温度設定は、気温追従型のため、気温が高い夏に暖房テストをすると、その時の気温プラス暖房温度となり、とても暖かくなります。
冬に冷房のテストをすると、とても冷たくなっているのも同じ理由です。
お届け時の最初に正常運転確認のためにテストをしていただきますが、
夏にお求めの場合は、暖房テストですぐに暖かくなったのは、
周囲の温度と本体温度も暖かかったからです。
冬になって夏より温度が低いと感じるのは、周囲の温度も本体も冷えているからです。
故障や劣化では無く、弱暖房の温度だからです。※
●自然界の防寒温度を想定した温度設定
本器の暖房は、暖房よりも防寒を重視しています。※
※ 8ワット運転をすれば、ポカポカ暖房になりますが、推奨しておりません。
チンチラなどのペットたちは自然界の寒さをしのぐ暖かい毛皮をまとっています。
それでも、寝るときは暖かい巣穴の中で寝ます。
この時の温度は夏涼しく冬暖かい自然界の洞穴などの地熱の温度と似ています。
ほんわりと柔らかい地熱を感じるようなプレートです。
本器は、自然界の地熱に近い考え方、つまり暖房よりも防寒に近い考え方です。
人用の暖房器のようにポカポカと暖かくなくても、ペットたちはちゃんと使用することを実証済みです。
寒さに強いチンチラをはじめとするペットたちは、
暖かい所を作ってあげるとそこにのります。
さらにもっと温度の高い所を作ってあげると、
温度の高い方に移動します。
冬のペットたちがポカポカ暖房を好むのは分かっています。
しかし、自然界の冬でポカポカはありえない環境です。
本器はここに着目しています。
毛皮の王様のチンチラにも、犬にも、ウサギにも、猫にも冬毛と夏毛の換毛があります。
暖かくなるころに体中の冬毛がごっそりと抜けて夏毛に換えます。
秋には軟らかく暖かい冬毛が夏毛の間から生えてきて冬毛になります。
「最近は一年中毛が抜けるペットが増えた」
「換毛が出来なくなって皮膚のストレスに罹っているペットが見られるようになった」
という獣医さんの報告があります。
冷暖房完備の中で皮膚が季節の変化を感じられなくなって、冬毛と夏毛の換毛が起きなくなってしまうのではないかと推測されます。
年に2回起こる換毛という極自然な新陳代謝が阻害された場合の皮膚ストレスと健康への影響が研究され初めているそうです。
換毛については、換毛もご覧ください。
本器の暖房は、ポカポカ暖房ではなく、弱暖房にしている理由に換毛があります。
大きい方のACアダプターで8ワット運転をすれば、ポカポカ暖房になります。
(PC-350とPC-400は弱暖房のみです。暖房用のACアダプターは別売になります)
この場合はペットが直接プレートに触れないように、低温火傷の防止策を必ず講じてください
低温火傷の防止策として、
1.プレートの上に厚さが5から10ミリ程度の木の板を置いて床暖房にすると良いです。
又は、
2.厚手のタオルや毛布を重ね置くと良いです。