ペットのクーラー

ハムスターの飼い方
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ステップ6~10
地下型の巣箱方式

ハムスターの飼い方-1-
ハムスターの飼い方-2- こんにちは ≪このページの要約≫

【ステップ6の時のハムスターの心の状態】


 高度な警戒心と、皆さんへの強い好奇心とを併せ持っているときです。

自分の家を持てて、安全な寝床で安眠・熟睡できて、食べ物の貯蔵も始まって、トイレ室も決まって、
『巣穴の三大習性』の行動が実現できたことで、心に余裕が出来たハムスターは、
いよいよ、巣穴の外に居る動物(皆さんのこと)に興味・関心を持つようになります。
外の動物が自分を狙って食べるような危険な動物ではなさそうだということは、この数日間で学習しましたが、まだ確信には至っていません。
ハムスターと仲良くなるための信頼関係を築く重要なステップです

とても重要

ステップ5の『巣穴の三大習性』の行動が確認できていることが肝要です。
ステップ5が未完であれば焦らずに、ステップ5に戻ってください。
この飼い方は、ハム君の行動と心理を確認しながら進めています。
仲良くなる最短最良のコースです。
焦らず確実に進めれば、ステップ10で仲良くなれます。

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目次

● 困った時の質問窓口




ステップ6 皆さんと共存できることを、ハムスターが認識したことを確認します。

(迎えて3日~5日目)
 皆さんが危険で無いことを、ハムスター自身が学習するのがステップ6です。

≪確認するハムスターの行動≫


● 皆さんの気配を感じたときに、すぐには巣穴に逃げ込まなくなれば、ステップ6の始まりです。

● ステップ6は、ステップ10以降で、ハムスターと仲良くなるための重要なステップです。v3 ここはしっかりと見極めましょう。

知らん顔していれば、外に出ているけれど、
振り向いたり、見つめたりすると巣穴に逃げ込むというのがこのステップの初期段階です。
飼い主が動いただけでも最初は巣穴に逃げ込みます。
振り向かれたり、動いたり、目が合っても危険ではないということを次第に学習しますが、今は関わらないで、知らん顔に徹してください。
そのような皆さんをしっかりとハムスターが観察しています。

すると、水を交換しているときなどに、巣穴から出てくるようになります。
 このときに、知らん顔をし続けていれば、「キツネではない」「ヒツジの様だ」というこれまでの学習を確信し納得するようになります。

そして、●皆さんが居ても、巣穴に逃げ込まなくなったら、共存の学習が出来上がったことになります。



【ご注意・重要】
 この時はまだ知らんぷりデス。 「ハムスターなんかに関心は無い!!」と言うヒツジさんに徹してください。
そろそろと近づくのはキツネさんの行動です。
ついついやってしまうコミュニケーションはステップ8まで我慢しましょう。
【役立つアドバイス】
水を交換する時など、ハム君は皆さんの行動を観察しています。
警戒されない行動のアドバイスは、
【手先をゆっくり動かすことです】
動物は、自分より大きな相手を警戒する本能が有りますが、
自分より動きが素早い相手を警戒したり怖がったりする本能が有ります。
手をノロノロと動かすことで、ハム君が安心して、警戒をしなくなるので、早く仲良くなれます。
もし、人より素早く動き回るゴキブリが、ノロノロだったら、怖くはないですネ。気持ち悪いかもしれませんが、、、

ステップ7 トイレ室の掃除を始めましょう。

  (迎えて4日~1週間目)

●トイレ室の掃除をはじめましょう。
 関わらないとは言いながら、トイレ室のオシッコは、『砂っ固』で吸い取ってあげる必要があります。

トイレ掃除は、ハムスターが巣穴から出てきたときだけ、『地下型の巣箱』が留守の時だけに行います。ハムスターが『地下型の巣箱』の中に居るときには『透明な観察板』を開けてはいけないからです。

●掃除の初期は、『砂っ固』の投入だけを短時間に行います。

≪掃除のやり方≫

①『砂っ固』を小さじ一杯ほど用意しておきます。

②ハムスターが【地上の生活環境】に出てきたら、
巣穴を食べ物入れなどで塞ぐ

ケースをどける

『遮光布』を剥ぐ

『透明な観察板』を開ける

③トイレのオシッコで濡れた場所、あるいはオシッコで固まった『砂っ固』の上に、『砂っ固』を少し(スプーン一杯)だけ覆いかぶせる様に撒く。

④素早く元に戻して、巣穴を解放します。

⑤必死に巣穴を探していたハムスターが飛び込んでいきます。

これを短時間、数十秒で終わらせます。
これが第一回目、初めてのトイレ掃除です。

これをしばらく繰り返して、拒否反応が起きないこと、 巣穴にバリケードを作らないことを確認しながら、、

●皆さんが手際よく慣れてきたら、オシッコを吸い取った『砂っ固』を 回収して同量の『砂っ固』を投入します。

トイレに『砂っ固』
↑ トイレ室に『砂っ固』を入れた3時間後の状態です。
奥の大部屋の入って右奥のオシッコで濡れた床に『砂っ固』を追加投入しました。
その上にオシッコをした跡がみえます。
『砂っ固』の投入に拒否反応が無かったことが確認できます。

 上の写真は、『巣穴の三大習性』の行動が実現できたステップ5の後でステップ7の初期段階です。一見すると雑然としているようですが、良く観察すると
①寝室を決めて寝床がしっかりと出来ていることが確認できます。
②貯蔵行動が始まっています。
③トイレ室が決まってそこだけにオシッコをして他の部屋の清潔を保っていることが確認できます。
という様に、ハムスターにとっては、自分の家を持てたという認識が出来ていることが解ります。

 上の写真の例では、『地下型の巣箱』の中は安全だということを学習していると判断できましたので(長年の経験です)『砂っ固』を多めに入れました。

 初心者の飼い主さんは、ハムスターの緊張度を読めないので、『砂っ固』の投入加減が解らないですが、無理をしないであせらないで、少しずつ『砂っ固』を投入すると良いです。
『砂っ固』を投入した直後に。他の部屋にマーキングしたり、入り口にバリケードを作ったら、侵入されたと感じた証です。
「僕の家に入っちゃヤダヨ!!入らないで!!」
と ハムスターが皆さんに伝える言葉です。
最低でも二日間はトイレ掃除を休んでください。※休まなくても良いように少しづつ入れてください。

【重要】
 ここまでは、『地下型の巣箱』のトイレ室以外の部屋をいじらないようにしましょう。
ハムスターか゜侵入されたことを感じると、警戒行動をとってしまい、ステップ8からの仲良くなるコミュニケーションが遅れる原因になります。
 コミュニケーションが取れて信頼関係が出来れば、『地下型の巣箱』の中をいじっても全く気にしなくなりますが、それはステップ10以降です。


【失敗例】

 トイレ室をきれいに片づけすぎたり、ついつい他の部屋も掃除してしまう方がお世話のし過ぎの【失敗例】です。時々いらっしゃいます。
せっかく作ってあげた『地下型の巣箱』だからきれいに使わせてあげようという親心??なのでしょうか?

なぜ失敗か?
ハムスターは自分の家を持ったことを自覚しています。ハムスターは真っ暗な巣穴の中で何不自由なく暮らしているのは、何がどこにあるかを覚えているからです。
掃除をされたら、何者かが侵入したことをすぐに知ってしまいます。
ハムスターはパニックになり、巣穴をバリケードで塞いだり部屋の隅々にマーキングをしたりして、そのことに神経を使ってしまい、皆さんとのコミュニケーションを疎かにします。

ステップ10までの時期は、ハムスターと仲良くなることを最優先するときです。 『地下型の巣箱』の中を掃除することに神経を使うのは、仲良くなってからで十分です。
一たび仲良くなってしまえば、何をしてもハムスターは平気になってくれますから。

【ここで失敗する方がいます】
トイレ掃除をし過ぎてしまう方です。
ついついやってしまうと、ハム君は侵入されたと思い、入り口をバリケードで塞ぐ行動を見せます。
バリケードを作られたら、嫌われる寸前ですから、
反省しましょう。



ステップ8 コミュニケーションを始めましょう。

(迎えて4日目~1週間)

【ステップ8の見極め】
ハムスターが巣穴の外に出ているときに、皆さんが居ても、動いても、飼育ケージに近づいても巣穴に逃げ込まなくなった、
あるいは、
飼育ケージの近くにいるときでもハムスターが巣穴から出てくるようになった。
この様になったら、いよいよステップ8を始めましょう。

 いよいよここから
『地下型の巣箱』方式の本当の楽しみが始まります。
 急がずに、
ハム君のペースで、
ハム君に楽しませてあげるつもりで、楽しいコミュニケーションを進めてください。


ハムスターは今日までに、皆さんが脅威でないこと学習しました

警戒心が収まり、皆さんへの好奇心が湧き出てきました。

これからそれを確信して納得するのがハムスターにとってのステップ8です。
ハムスターの好奇心
 ↑ この頃、このような行動が観察できます。
まだ、巣穴から出ることはありませんが、 巣穴の奥から皆さんを観察している姿が見えます。
心に余裕が出てきて、皆さんへの好奇心が絶頂期を迎える頃です。
これまで、ヒツジさんになっていた効果です。
ハムスターの方からコミュニケーションを取りたくなる心理状態です。

『キツネかも!!』と思われていたら、このようなシーンはありません。

好奇心が湧き出てくるときです。

 この様に、自分の家を持てたハムスターの心には余裕が出てきます。
 すると、ハムスターの心にもともと潜在していたとても強い好奇心が顕在化してきます。そして、その好奇心を皆さんに向けるようになっています。
 コミュニケーションの初期段階では、ハム君は、皆さんのことを本当に脅威ではないか、自分を食べるようなことは絶対にないか?確信が持てていません。
半信半疑の状態だということを知ってあげましょう。

この時に、巣穴がとても大切な役割を果たします。
 危険を感じたら、いつでも、安全な巣穴に逃げ込める。
と言う安心感をハム君が持つことができるからです。

● コミュニケーションを取りたくなければ巣穴に逃げ込めば良い。
● コミュニケーションを取りたくなかったら、巣穴から出なければ良い。
という選択肢を与えることによって、
そこに留まっているなら、巣穴から出てきたなら、ハム君は
●皆さんとのコミュニケーションを望んでいる何よりの証であると、 ハム君の心理を知ることができます。

 巣穴周辺のハム君の行動を観察することで、ハム君の心理を皆さんが知ることができます。それが巣穴です。

 つまり、巣穴を介したハム君の行動を観察することで、ハム君の気持ちを知ることができるという、皆さんにとっての重要なコミュニケーション手段が巣穴なのです。

 これからコミュニケーションを進めていくうえで、この巣穴の効果を上手に活用することが欠かせません。
詳しくは≪巣穴の効果≫を参考にしてください。

 巣穴の近くでどのような行動を見せるか?それがハム君からのコミュニケーションの信号です。

 警戒心が強く、賢く、学習能力が高く、そして好奇心の強いハムスターは、 皆さんとのコミュニケーションを、段階的に高めていきます。

●焦らず急がずが成功のポイントです。皆さんのペースでは無く、ハム君のペースで進めましょう。

ハムスターの飼い方
↑パスタを使ってのコミュニケーション例です。まず、手の警戒心を解いてあげます。次に指から直接オヤツをあげて指の警戒心を解いてあげます。
すると指先で撫でてあげることが出来る様になります。

ステップ8以降のコミュニケーションの取り方を、仲良くなり方で詳しくご案内しています。



ステップ9 『呼べば出て来る』オヤツ作戦を始めましょう。

(迎えてから1週間以降)  『地下型の巣箱』方式の大きな特長に、呼べばいつでも、ハムスターが巣穴から出て来ることにあります。

   もちろんですが、呼ばれたら『何か良いことがある』ということを学習するから出て来るので、そのためには、 ●『呼べば出てくる』オヤツ作戦が効果的です。


呼べば出てくるハムスターの解説

 巣穴の外にいる動物(皆さんのこと)を、ヒツジさんの様に危険ではない!!と学習したハム君は、
このように

呼ぶと出て来るようになります。動画です。


ステップ1からここまでの間に、ハムスターは数日の間に実にたくさんのことを学びました。
第一は、自分の家を持てたことを認識したこと。
第二は、今いる環境が、自分を捕食するような脅威が無く、食べ物も巣材も豊富にあって良い環境であること。
そして
第三に、飼い主との信頼関係が構築出来たこと。
です。
このようにハムスターには潜在していた好奇心が湧き出てきますので、呼べば出てきます。

見ればわかるハムスターの心理

動画のハムスターの耳を見ると、3の字のように折れています。
写真などでよくみる真ん丸の耳は、実は緊張したり、警戒しているハムスターの耳なんです。
ハムスター飼育の初心者の方でも、耳を観察すればハムスターの心理が判断できますので、是非参考にしてください。

ハムスターは信頼した飼い主の近くではとてもリラックスします。
強い飼い主の近くに居れば、敵に襲われる心配がないことを知っているからです。
ハムスターは、もっぱら食べられる側に居ますが、このようにとても逞しく賢いのです。

ステップ10  ● ハムスターと仲良くなりましょう。

おめでとうごさいます。
ゴールです。
皆さんにとってホッとする嬉しいときです。

実は、ハムスターにとって皆さんの何倍も嬉しいときだということを知ってあげてください。

『安全で安心できる家に住むことが出来て、しかも優しい皆さんに出会えて、僕はとっても幸せです』

というハムスターの声が聞こえてきます。 仲良くなった証の、貯蔵行動。

●ハム君との楽しい世界の始まりです。

念のため、仲良くなり方も参考にしてください。



ハムスターに噛まれる心配

● この『地下型の巣箱』式の飼い方は、ハムスターと仲良くなれることが大きな特長です。 ご心配の方は、噛まないハムの飼い方 のページも参考にしてください。


ハムスターの基本中の基本を知っていただくページを新設いたしました。

●迷った時の相談窓口






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